成功者の近くにいれば成功できる。
メンター(師)を持てば、成功できる。
そう言われるのは、
私たちの記憶を、効果的に「できない」から、
「できるかも」に変えることができるからです。
成功者を師に持って、
その人の近くにずっと居続ければ、
私たちが「車を運転できた時」と同じ現象が起こります。
あなたが師に持ちたい人は、
あなたが達成したいことを既に達成している人です。
車の運転で言えば、
車の運転を既に鼻歌まじりで気軽に出来ている、
お父さんやお母さん、親戚のおじさんなどです。
その「既に成功している人」と生活をともにして、
その人の行動、思考、感情などを
実際に見て聞いて、感じることを繰り返すと、
「成功することも普通」に思えてきます。
そうなると、
私たちの記憶データは「成功できない」から、
「成功できるかも」に変わりはじめます。
判断基準の記憶に「できるかも」が作られる
記憶の中に「成功できるかも」というデータがあると、
私たちは成功のための行動を
自然に起こすようになります。
そして、その行動を繰り返すことで、
私たちは自然に「成功」にたどり着きます。
つまり、次のような流れです。
- 成功したい → 「できない」
- 成功者と生活を共にする
- 「成功できるかも」の記憶が出来上がる
- 成功したい → 「できるかも」
- 成功するための行動を自然に始める
- 行動を繰り返す
- 最終的に成功にたどり着く
私たちが車を運転できた時と
全く同じ動きなのがわかりますでしょうか?
車を運転できるようになるまでの流れはこんな感じです。
- 運転したい → 「できない」
- 運転できる人(父母)と生活を共にする
- 「運転できるかも」の記憶が出来上がる
- 運転したい → 「できるかも」
- 運転するための行動を自然に始める(教習所に通い始める)
- 運転、試験、勉強を繰り返す
- 最終的に運転できるようになる
このように、
私たちが自然に達成してきたことと同じように、
「成功」も普通に実現できるモノなのです。
言いかえれば「成功」は、
「車の運転」と同じレベルのモノなのです。
しかし、
成功者と生活を共にすることは、
なかなか難しい部分もあります。
では、私たちは諦めるしかないのでしょうか?
そんなことはありません。