全ての出来事に意味がある。
出来事に意味はない、意味をつけているのは私たちであるということと矛盾しているような気がしますが、
出来事を人間の目で捉えると最悪なことは最悪のことでしかありません。
なんでこんな目にあわなければいけないんだと思ってしまうこともたくさんあると思います。
もし、神がいるとして、神の目でとらえたらどうでしょうか?
すべてのことは何かを教えてくれている、もしくは気づかせようとしているメッセージとして受け止めることができます。
すべての出来事は自分にこういうことを気づかせようとしていたのか。
あのことがあったおかげで今がある。ありがとうという感謝の気持ちが湧いてきます。
そして、感謝できたとき、悟りの境地に入り、意識のレベルが上がっていけるようです。
人間の世界はある意味、魂の修行の場、もしくは遊行という人もいます。
良いも悪いも経験し、そこから学び、気づき、魂が成長していけるようです。
ドラマや映画と同じで、平凡で何もない人生はつまらないのです。
映画の主人公のようにいろいろな試練を与えられ、それを乗り越え、成長していくところに価値があるようです。
昨日、ワールドカップ出場決定しましたが、もうダメかと思ったとき、それでも諦めずに
攻撃し続けていたら、最後の最後でPKになり、同点にすることができました。
日本は引き分けでも、ワールドカップに出場する権利があったので、行けることになりました。
もし、これが簡単に勝ってしまったら、どうでしょう?
すごい強いですし、すごいことはすごいですが、
どちらかというと感動は小さかったと思います。
やはり、最後の最後でPKを決め、ワールドカップ出場決定したことのほうが
感動は大きかったのではないかと思います。
人生は苦もあり、楽もあり、バランスで成り立っているようです。
苦に直面した時に諦めずにそれを乗り越えていければ、さらなるステージが用意されているようです。
勝てるとわかっていること、もしくは負けると明らかに思えることには頑張る気はしません。
勝てるか負けるかわからないことだからこそ、頑張れます。
そこでもし負けたとして、少なくてもそこまで頑張った分だけ成長しているのです。
そして、次やれば勝てる可能性はあるのです。
すべての出来事は神様が何かを気づかせようとしているメッセージなのだそうです。
そして、神様は外に存在するのでなく、私たちの中に存在しているのだそうです。
そのことに気づくために静かに瞑想し、心の内側に目を向ける必要があるようです。
そうすれば外側の出来事に翻弄されなくなるのかもしれません。
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